レーシック手術 合併症 ドライアイ

ドライアイのリスク

日本では、コンタクトの常習者を中心に約2200万人以上の人に症状があると言われているドライアイ。
ドライアイになると、目薬が手放せなくなり乾燥の不快感に悩むことになります。
以下のチェック項目で3つ以上の症状に当てはまるとドライアイの可能性があると言われています。

 

ドライアイのチェック項目

  • 目が乾いた感じがして、目薬をさすと乾燥が解消する
  • 目が疲れる
  • 目にごろごろとした違和感がある
  • 寝起き以外にも目やにが出る
  • 花粉症やほこりに関係なく、目がかゆい
  • 光をまぶしく感じる(レーシック手術後のハロ・グレア現象とは別)
  • 目が重い
  • 物がかすんで見える
  • 常に白目の部分が赤い

 

このようなドライアイの症状ですが、レーシック手術を受けた人の半数以上に術後ドライアイの症状が見られるとの報告があります。
レーシック手術後には三か月程度でドライアイが解消する人もいるそうですが、なかなか解消しない人もいるようです。
特に、レーシック手術前からドライアイの症状が見られる人は、レーシック手術後にドライアイの症状が悪化する可能性が高いため、
ドライアイの治療を受けてから手術を受けることをお勧めします。

 

レーシック手術に伴うドライアイは、角膜の知覚神経が切断されたり、角膜の上皮からムチンという粘性物質が出にくくなるこもが原因と考えられています。

 

私もコンタクトレンズをしていたときには、目薬を一日に何度かさしていましたが、
レーシック手術の後遺症のドライアイになると、それとは比べ物にならない頻度で
目薬をささないと耐えられないくらいの乾燥感になるようです。
こうなってしまうと、日常生活にも支障をきたしますので、レーシック手術を行う際には、
ドライアイになる可能性があるというリスクをしっかりと認識してください。

 

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